研究課題/領域番号 |
15K08269
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医化学一般
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小田 裕香子 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 助教 (70452498)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 上皮細胞 / タイトジャンクション / トリセルラージャンクション / バリア / ジャンクション |
研究成果の概要 |
上皮組織のバリア機能はタイトジャンクションと呼ばれる細胞間接着装置によって担われる。タイトジャンクションのバリア機能は、2つの細胞間を接着するクローディンファミリーによって担われることが知られる。しかしながら3つの細胞が集まる トリセルラージャンクション (tTJ)の構築機構に関しては不明な点が多い。本研究では、上皮細胞のtTJ構築において最も上流で制御するLSR/Angulin-1のtTJへの局在化機構の解明を行い、脂質修飾が重要であることを見出した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タイトジャンクションは上皮のバリア機能を担う、隣り合う2つの細胞間の接着装置である。トリセルラージャンクションは、3つの細胞が出会う特殊な細胞間の接着装置であり、タイトジャンクションと共にバリア機能に重要な役割を果たす。しかしながら、トリセルラージャンクションはタイトジャンクションに比べると研究が遅れており理解が進んでいない。本研究課題では、トリセルラージャンクションの構築に重要な役割を果たすLSR/Angulin-1分子に着目し、その局在制御機構の解明を目指す。
|