研究課題/領域番号 |
15K08285
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 高崎健康福祉大学 |
研究代表者 |
大根田 絹子 高崎健康福祉大学, 薬学部, 教授 (50323291)
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研究分担者 |
石嶋 康史 高崎健康福祉大学, 薬学部, 講師 (10433640)
大森 慎也 高崎健康福祉大学, 薬学部, 助教 (10509194)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 転写因子 / マスト細胞 / プロテアーゼ / 遺伝子発現 / 遺伝子発現制御 / トリプターゼ |
研究成果の概要 |
マスト細胞の機能発現に重要なトリプターゼ遺伝子群(Tpsg1、Tpsb2、Tpsab1)は、マウス17番染色体A3.3に存在している。骨髄由来マスト細胞において、GATA転写因子(GATA1・GATA2)を欠失させると、トリプターゼ遺伝子群の発現が減少した。GATA因子はTpsb2から離れた2つの領域 (region A・B)に結合し、その間に結合するCTCFとコヒーシンのDNA結合を促進していた。また、ゲノム編集によりRegion Aを欠失させるとTpsb2の発現が顕著に減少した。これらの結果から、GATA因子はトリプターゼ遺伝子の活性化型クロマチン高次構造の形成に関与することが示唆された。
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