研究課題/領域番号 |
15K08304
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
|
研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
久郷 裕之 鳥取大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40225131)
|
連携研究者 |
大林 徹也 鳥取大学, 生命機能研究支援センター, 准教授 (80348804)
|
研究協力者 |
大平 崇人
稲岡 大悟
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | がん / SASP / 細胞老化 / 個体老化 / 炎症 / PITX1 / テロメレース / OIS / テロメア / PITX1 / がん抑制遺伝子 / IL-6 / 炎症反応 / TERT / IL-8 |
研究成果の概要 |
本研究は、SASP経路におけるPITX1の役割を検討し、細胞老化現象および発がん機構への関連を明らかにすることを目的に研究を実施した。その結果、PITX1が、SASP経路の主要なマーカー因子として知られているIL-6およびIL-8、両方の正の発現制御に直接関与していることを見出した。さらにそれは、SASP経路においてp16といった細胞老化誘導因子の発現上昇も伴うものであった。一方で、Pitx1をコンディショナルにKOできるアレルをもつマウスを世界で初めて作成した。以上の結果から、PITX1がSASP経路内で一連の分子シグナルにおける新たな制御因子として機能している可能性が示唆された。
|