研究課題
基盤研究(C)
白血球の一種である好中球は、体内に外来微生物が侵入すると直ちに駆けつけ、貪食・殺菌を行う、哺乳類の生命に必須の細胞である。この細胞の遊走過程は「ケモタキシス(走化性)」と呼ばれ、ケモタキシスが適切に起こるためには「方向の決定」と「運動性の亢進」が必要である。特に「遊走方向」を制御する機構については不明な点が多い。私たちは最近、好中球の遊走方向を制御するGPCR下流の新しいシグナル経路を明らかにした。本研究は、この新規なGPCRシグナルの下流で、細胞極性制御因子が好中球の遊走方向をコントロールする際のメカニズムの一端を明らかにした。
すべて 2018 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)
Genes to Cells
巻: 印刷中 号: 6 ページ: 480-493
10.1111/gtc.12590
Oncotarget
巻: 印刷中 号: 22 ページ: 36211-36224
10.18632/oncotarget.16063
Biochemical and Biophysical Research Communications
巻: 483 号: 3 ページ: 941-945
10.1016/j.bbrc.2017.01.036
巻: 22 号: 3 ページ: 293-309
10.1111/gtc.12477
J. Biol. Chem.
巻: 291 号: 7 ページ: 3333-3345
10.1074/jbc.m115.679563
Biochemical Journal
巻: 467 号: 1 ページ: 103-113
10.1042/bj20141193