研究課題/領域番号 |
15K08317
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
森 一憲 昭和大学, 薬学部, 講師 (60349040)
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研究分担者 |
柴沼 質子 昭和大学, 薬学部, 教授 (60245876)
石川 文博 昭和大学, 薬学部, 助教 (60515667)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | MMP9 / ミトコンドリア / 活性酸素種 / NADPH oxidase 4 / MMP-9 / NOX4 / 活性酸素 |
研究成果の概要 |
本課題では、がん転移に重要な役割を担うMMP9の発現制御に関して、細胞内レドックス状態の関与を調べ、ミトコンドリア由来活性酸素種 (mtROS) によりMMP9のmRNAが安定化されること、そしてその制御として、細胞接着斑-核両局在性アダプター分子HIC-5によるNADPH oxidase 4 (NOX4)-mtROS制御を見出した。本制御機構は変異型Rasを有するがん細胞株で観察され、本機構を破綻させたがん細胞をマウスに接種すると転移は促進された。本機構は癌転移を抑制的に制御することから、悪性度の指標となる可能性が考えられる。
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