配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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研究成果の概要 |
本研究では, オートファジー異常と自己抗原異常表出の関連を中心に, 原発性胆汁性胆管炎/肝硬変(PBC)の病態解明と新たな治療法の分子基盤の確立, オートファジー異常検出による新しいPBCの病理診断マーカーの開発を目ざした。肝移植後肝生検や原因不明肝硬変においても, PBC特異的なオートファジー異常とミトコンドリア抗原異常発現はPBCの病理診断に有用であることが示された。さらに, PBCの胆管病変におけるオートファジー異常, ミトコンドリア抗原異常発現, 細胞老化の発生機構には, 胆管保護に重要な役割を持つAnion Exchanger 2 (AE2)の発現低下が関与することが示唆された。
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