研究課題
基盤研究(C)
MM1型孤発性Creutzfeldt-Jakob病(CJD)11例の嗅球および嗅粘膜を検討した。嗅球では海綿状変化は目立たず、長期経過例でも神経細胞脱落は明らかでなかった。抗プリオン蛋白(PrP)抗体を用いた免疫染色では、嗅球にシナプス型PrP沈着を認め、特に糸球体、僧房細胞層、顆粒細胞層、前嗅核で強かった。嗅粘膜にもPrP沈着を認めた。PrPの沈着所見は短期経過例から長期経過例までほぼ同様に観察された。嗅球は病初期からPrP沈着が認められるものの、CJDの病変進展に対し抵抗性があると考えられた。5例で嗅球のウエスタンブロット解析を施行し、全例で1型PrPを示唆するバンドパターンが得られた。
すべて 2018 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (17件) (うち国際共著 4件、 査読あり 15件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 4件、 招待講演 4件)
Prion
巻: 12 号: 1 ページ: 54-62
10.1080/19336896.2017.1414130
Molecular Neurobiology
巻: - 号: 5 ページ: 3916-3930
10.1007/s12035-017-0624-1
Neuropathology
巻: 37 号: 2 ページ: 174-188
10.1111/neup.12355
130005279092
巻: 37 号: 3 ページ: 241-248
10.1111/neup.12350
巻: 11 号: 3 ページ: 186-194
10.1080/19336896.2017.1306164
巻: 印刷中 号: 5 ページ: 420-425
10.1111/neup.12379
巻: 37 号: 6 ページ: 575-581
10.1111/neup.12399
Neuropathology.
巻: 37(1) 号: 1 ページ: 78-85
10.1111/neup.12327
自律神経
巻: 53 ページ: 152-157
難病と在宅ケア
巻: 22 ページ: 29-33
神経治療
巻: 33 ページ: 333-337
Acta Neuropathol.
巻: 132(2) 号: 2 ページ: 313-5
10.1007/s00401-016-1588-3
巻: 10 ページ: 492-501
EBioMedicine.
巻: 12 ページ: 150-155
10.1016/j.ebiom.2016.08.033
120006987618
Brain Pathol
巻: in press 号: 1 ページ: 95-101
10.1111/bpa.12264
J Neurol Sci
巻: 358 号: 1-2 ページ: 447-452
10.1016/j.jns.2015.09.356
PLoS One
巻: 10 号: 6 ページ: 0126930-0126930
10.1371/journal.pone.0126930
120006986998