研究課題/領域番号 |
15K08375
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
三浦 克敏 浜松医科大学, 医学部, 教授 (20173974)
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研究協力者 |
山本 清二
深水 秀一
峯田 周幸
小林 和人
山下 寛奈
加藤 秀樹
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ultrasound / imaging / tissue rigidity / aging / protease / microscopy / skin aging / cardiovascular pathology / 超音波顕微鏡 / 線維化 / 蛋白分解 / ペプシン / 老化 / 糖尿病 / 創傷治癒 / 動脈硬化 / 心臓弁 / 弾性 / 皮膚組織像 / 肝硬変 / 肺線維症 / 画像診断 / 加齢 / 組織弾性 / 音速 / 蛋白分解酵素 / 膠原線維 |
研究成果の概要 |
組織中の音速(SOS)と組織の硬さが相関することを利用して、老化を数値化して評価しようとした研究である。皮膚、血管、心臓弁について評価した。 皮膚について高齢者の真皮は若年者よりもSOSが低い、一方表皮はSOSが高く、高齢者の皮膚は表面は硬いが、深部がゆるい事実に対応した。表皮はペプシン消化で急速に低下し、脆いことがわかった。大動脈、腎動脈は加齢に伴って非動脈硬化部のSOSは低下がみられ、蛋白分解処理に抵抗性を示した。大動脈解離、大動脈弁閉鎖不全、僧帽弁腱索の断裂部は周囲と比べ、SOSの低下があり、蛋白分解処理を受けやすかった。蛋白分解処理を取り入れたSOSの計測による老化評価は可能である。
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