研究課題/領域番号 |
15K08411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
高橋 玲 同志社女子大学, 薬学部, 教授 (60144565)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 乳癌 / 癌幹細胞 / アポトーシス / ALDH / 細胞分化 / 前駆細胞 / 分化誘導 / p53 |
研究成果の概要 |
乳癌細胞株HCC1937の中の一部の細胞は、p53誘導による細胞死(アポトーシス)に抵抗性を呈する。そして、これらの生き残った細胞の特徴は、乳癌幹細胞のマーカーであるALDH1A3, Sox-2, CD44などの発現プロフィールが類似していることが明らかなになった。この細胞群はアポトーシス抵抗性を示すのみならず、癌細胞集団社会の再構成能力、上皮・間葉転換(EMT)能力、乳管分化能力を有することが示された。本研究の知見は、癌細胞の特徴の基礎的情報を提供し、さらに癌に対する新しい治療方法の開発に役立つものと考えられる。
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