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肥満治療を目指した新規代謝調節性サイトカインの解析

研究課題

研究課題/領域番号 15K08419
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関東京大学

研究代表者

西條 栄子  東京大学, 定量生命科学研究所, 技術職員 (60376647)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワードサイトカイン / カテコールアミン / オンコスタチンM / IL-31 / ノルアドレナリン / 抗肥満 / 肥満 / 褐色脂肪組織 / アデノ随伴ウイルス / OSMR / 副腎
研究成果の概要

IL-6ファミリーサイトカイン、IL-31が肥満に関連した代謝疾患に持つ役割を解析した。食事性肥満モデルマウスにIL-31を過剰発現すると、体重、白色脂肪重量、および血中レプチン濃度が減少し、血中ノルアドレナリンが上昇した。IL-31は血中のカテコールアミン類を上昇させ、褐色脂肪組織の熱産生を通じて、抗肥満効果を発揮していることが示唆された。マウス副腎のex vivo培養にIL-31を添加した結果、多量のノルアドレナリン放出が認められたことから、IL-31は直接副腎に作用し、ノルアドレナリンの放出を促すことが判明した。したがって、IL-31は肥満治療の標的となり得る。

研究成果の学術的意義や社会的意義

安全かつ健康的に肥満を解消する「夢のやせ薬」は未だ存在していない。IL-6ファミリーサイトカイン、IL-31は脂肪分解を引き起こすにもかかわらず、産生された遊離脂肪酸がインスリン抵抗性を引き起こさない。体重減少とインスリン抵抗性の改善を引き起こす新たな抗肥満薬の候補となりうるため、解析を行った。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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