研究課題/領域番号 |
15K08440
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
|
研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
迫 康仁 旭川医科大学, 医学部, 教授 (40312459)
|
連携研究者 |
岡本 宗裕 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (70177096)
佐々木 瑞希 旭川医科大学, 医学部, 助教 (00632126)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | エキノコックス幼虫 / システインプロテアーゼ / マトリックスメタロプロテアーゼ / 宿主分子 / 分解活性 / プロテアーゼ / カテプシン様プロテアーゼ / 組換え酵素 / 性状解析 / 多包虫 / カテプシン様システインプロテアーゼ / マトリックスメタロプロテアーゼ様プロテアーゼ / エキノコックス / 組換え体 |
研究成果の概要 |
エキノコックス幼虫の持続寄生におけるプロテアーゼの活性に関して解析を行った。まず、我々が報告した4種の活性型組換えカテプシン様システインプロテアーゼの大量調製を試みたが成功しなかった。しかしながら、新規のカテプシンL様システインプロテアーゼ(EmCLP3)ならびにマトリックスメタロプロテアーゼ様プロテアーゼ(EmMMP)を同定した。両酵素ともに、タンパク質レベルで発現していることが明らかとなった。さらに、EmCLP3はIgG、アルブミン、コラーゲン、フィブロネクチンなどの宿主分子を分解する活性を有していた。この知見から、エキノコックス幼虫の持続感染にEmCLP3が関与していることが示唆された。
|