研究課題/領域番号 |
15K08465
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
竹村 太地郎 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (60572899)
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連携研究者 |
丸山 史人 京都大学, 大学院医学研究科, 准教授 (30423122)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Vibrio cholerae / コレラ菌 / ゲノム解析 / 環境コレラ菌 / CRISPR |
研究成果の概要 |
ベトナム北部地域において、環境水検体の収集とV.choleraeの分離培養を実施し、O1抗原を有するV.cholerae4株、非O1/O139株24株のゲノム配列を取得した。O1株の詳細な比較ゲノム解析を実施し、3株がコレラ世界流行をもたらした病原株グループと近縁であることが示された。この3株はtcpA遺伝子を保有していたが、病原株の保有するtcpA遺伝子型4、8、9、とは異なっており、環境中に生息するV. choleraeが多様性に富んだtcpA遺伝子を保有することを示し、系統関係の解析にこの領域が有用である可能性ことを示唆すると考えている。非O1/O139株24株の解析を現在進行中である。
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