研究課題/領域番号 |
15K08466
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
後藤 正道 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (80325779)
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研究分担者 |
鈴木 幸一 帝京大学, 医療技術学部, 教授 (20206478)
圓 純一郎 国際医療福祉大学, 成田保健医療学部, 講師 (30587879)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Mycolactone / 神経傷害機構 / シュワン細胞 / ブルーリ潰瘍 / 抗酸菌感染症 / 末梢神経障害 / アポトーシス / マイコラクトン |
研究成果の概要 |
Buruli潰瘍は、Mycobacterium ulceransによって引き起こされる慢性皮膚疾患であり、病変の無痛性を特徴とする。M. ulceransは毒性の脂質Mycolactoneを産生する。今回、培養したシュワン細胞株SW10と線維芽細胞株L929へのMycolactoneの細胞毒性を比較し、SW10においてMycolactoneA/BがL929よりも高い細胞死およびアポトーシスを誘導することを見出した。これらの結果は、無痛性の原因が細胞傷害性にあることを証明しており、MycolactoneがBuruli潰瘍の神経損傷の生成における重要な物質であることを示唆している。
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