研究課題
基盤研究(C)
非毒非血球凝集素(NTNHA)は、ボツリヌス食中毒の原因物質であるボツリヌス神経毒素(BoNT)に結合するタンパク質である。NTNHAは、BoNTを消化液から保護することで毒素の経口毒性を上昇させることが知られているが、その機能については、不明な点が多い。本研究は、NTNHAの細胞内輸送に関わる分子を解明することを目的としている。本研究の成果は、NTNHAの細胞内輸送には「アクチン-ミオシン」系が関与していることを示唆した。また、NTNHAの細胞内輸送に関わる小胞が明らかとなった。本研究の成果は、ボツリヌス毒素の体内への侵入機構の解明に大きく寄与することが期待される。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件)
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