研究課題/領域番号 |
15K08476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
塚本 健太郎 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (80434596)
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研究分担者 |
幸田 知子 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (80336809)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ボツリヌス毒素 / 多能性胚性癌細胞 / P19 / ガングリオシド / CRISPR/Cas9 / ボツリヌス神経毒素 / エンドサイトーシス / ボツリヌス菌 / 神経毒素 / 細胞侵入機構 / 細胞内局在 |
研究成果の概要 |
ボツリヌスC型毒素は他の毒素型と比べて受容体結合の特異性や宿主特異性が異なり、特有の作用機構を有していると考えられる。最近我々が見いだした毒素感受性細胞株P19を用いて、ボツリヌスC型毒素の細胞内侵入機構と細胞内局在性を調べた結果、本毒素は、細胞表面上に存在するガングリオシドに結合後、クラスリンおよびカベオラ非依存的なエンドサイトーシス経路により細胞内に侵入することがわかった。また、エンドソームに取り込まれた後は、エンドソーム内の酸性化がその毒性発現に必須であることも明らかにした。P19細胞はC型に限らずボツリヌス毒素の細胞内動態解析を行う上で、有用な細胞株であると考えられる。
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