研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、C型肝炎ウイルス(HCV)蛋白質およびB型肝炎ウイルス(HBV)に対して相互作用する宿主因子を同定し、抗ウイルス活性および抗肝がん化活性をもつ化合物を同定し、新規抗肝炎ウイルス療法開発を目指すことである。HCV複製および感染粒子形成に必須である宿主因子としてFKBP6、HM13を同定し、DM-CHX、桂皮酸誘導体などを抗ウイルス化合物および抗肝がん化化合物として同定した。また、HBV複製に重要な因子p-TEFbに対する阻害剤も同定し、抗ウイルス活性があることを示し、ウイルスゲノム排除の可能性も示した。この研究成果、今後の新規抗肝炎ウイルス化合物開発に貢献するものと思われる。
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