研究課題/領域番号 |
15K08503
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
百瀬 文隆 北里大学, 感染制御科学府, 講師 (90332204)
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研究協力者 |
河原 円香 北里大学, 北里生命科学研究所, 臨時職員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | インフルエンザウイルス / ポリシストロニック発現 / 自己開裂2A配列 / RNP複合体 / パッケージングシグナル / 競合パッケージング / 選択的分節集合 / モデルウイルスゲノム / RNA依存性RNAポリメラーゼ |
研究成果の概要 |
インフルエンザウイルス分節化RNAゲノム-タンパク質複合体(vRNP)の選択的集合機構を解明するため、人工vRNP再構成系を構築し共沈降実験により分節同士の結合を実証しようと試みた。また、モデルウイルスゲノムを用いた競合パッケージング実験により、分節末端に存在する分節集合/パッケージングシグナル配列の同定を試みた。その結果、vRNPが選択的に集合するためには膜表面へ繋留され側方拡散する必要があり、試験管内系でそのような状況を再現することは困難であることが判明した。また、分節末端には分節集合に寄与する配列とパッケージングの可否を決定する配列が混在する可能性が示唆された。
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