研究課題/領域番号 |
15K08555
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
戸田 尚子 九州大学, 大学病院, 学術研究員 (60645993)
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研究分担者 |
酒井 康成 九州大学, 大学病院, 准教授 (10380396)
奈良間 美保 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (40207923)
木澤 義之 神戸大学, 医学部附属病院, 特命教授 (80289181)
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研究協力者 |
笹月 桃子 西南女学院大学, 保険福祉学部, 准教授 (40809125)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小児科医 / 葛藤 / 意思決定 / 医学教育 / 生命維持治療 / 方針決定 / プロフェッショナリズム / 倫理教育 / 小児科医の葛藤 / 質的解析 / 構造化 / 質的研究 |
研究成果の概要 |
重篤な疾患や障害を抱えるこどもの命に関わる治療の方針を決定するに際し、小児科医はどのような心理社会的な体験をしているのかを明らかにすることを目的とした。小児科医に対し個別の半構造化インタビューを行い、逐語録を質的に解析した。小児科医は多様かつ共通する「葛藤」を抱えており、5つの因子(小児科医の信念、両親・家族との対峙、社会・環境因子、医学的妥当性を求める、子どもの最善の利益を求める)とそれらの因子間の衝突により生じていることが明らかになった。本結果は、重篤な疾患を抱える患者への最善の方針を決定する際、現場の小児科医にどのような支援が求められているかを見出すために有用な情報であると考えられた。
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