研究課題/領域番号 |
15K08561
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
伊藤 和弘 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (30398367)
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研究分担者 |
西村 元宏 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (00398372)
島田 順一 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60315942)
加藤 大志朗 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (70315943)
下村 雅律 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90433268)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 反転授業 / 医学部卒前教育 / 呼吸器外科学 / 臨床実習 / 卒前教育 / e-learning / 医学教育 / オンライン学習 / 呼吸器外科 / オンライン授業 / 遠隔教育 |
研究成果の概要 |
呼吸器外科の医学部学生の臨床実習において、反転授業を導入して、基本的な知識を習熟させた。内容は、肺機能検査、肺切除の限界、肺の区域解剖、肺のCT解剖、肺の内視鏡画像による解剖、A-aDO2による周術期管理、縦隔腫瘍であった。反転授業のコースは、全7回の講義と小テストからなり、前後でテストを行い成績を比較した。1学年ずつ、反転授業をしなかった学年と行なった学年を比較したところ、反転授業を受けた学年の方がテストの成績は改善を見た。反転授業は、短時間で必要な知識を習得するために、有効な方法であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
反転授業では、教員が授業で伝える内容をon lineの教材にして、授業前に生徒がon lineで授業を受け、実際の授業では、その応用・発展の内容を行うものである。現在は広く高等教育にも広く応用され、大学・企業でも学生、職員の教育に応用され、一定の成果が報告されている。医学教育においても、膨大な知識を身につけ、一般の患者に応用・適応することが求められ、効率よく知識を習得する方法が必要である。反転授業を臨床研修の現場で応用することで、実際の患者にどのように基礎的な医学知識が応用されていくのかを体験できる有効な教育方法である。
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