研究課題/領域番号 |
15K08568
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
菅沼 太陽 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (00328379)
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研究分担者 |
杉本 なおみ 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (70288124)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 薬学教育 / 薬剤師 / 在宅医療 / コミュニケーション / 教育プログラム / 連携 / 多職種 / トレーニングプログラム / 質的研究 |
研究成果の概要 |
在宅医療は医療福祉の専門的な知識を生かし、多様化した患者のニーズに応えるためのチーム医療である。在宅医療で薬物療法の効果を最大限に生かすためには、薬剤師が患者や他の医療福祉従事者から必要な情報を収集し連携する必要がある。本研究では在宅医療における薬剤師のコミュニケーション・スキルを強化するため、在宅医療での薬剤師コミュニケーション・モデル(連携モデル)を構築する。特に薬剤師と他の医療福祉従事者との協働を阻害する因子と促進する因子を明らかにする。これらのモデルを本研究は、患者(人)と治療薬(薬)との関係をより密接にして薬物治療の効果を向上させる薬剤師の育成を目指している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
在宅医療での薬剤師と他の医療・福祉職との間にある連携阻害要因を明らかにしたことは、薬剤師の教育プログラム作成の基礎的な資料として学術的意義がある。これらの阻害要因は多職種の特性に依存していると考えており、その特性によって情報交換が阻害され、薬剤師の情報の受信・発信に影響を与えていると予想している。この影響を与える要因を薬剤師以外の他の職種の視点から分析し、その要因を改善したコミュニケーション・スキルを習得できる新規教育モデルは、医療の質向上に必要不可欠であり、社会的意義が高いと考えている。
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