研究課題/領域番号 |
15K08570
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
藤倉 輝道 日本医科大学, 医学部, 教授 (00238552)
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研究分担者 |
井上 千鹿子 日本医科大学, 医学部, 助教 (90453042)
早坂 明哲 日本医科大学, 医学部, 助教 (50516094)
樫村 正美 日本医科大学, 医学部, 講師 (00550550)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 医学教育 / 患者 / 模擬患者 / 一般市民 / PPI / 市民参画 / OSCE / 医療コミュニケーション / 客観的臨床能力試験 / カリキュラム開発 / Lay person / フィードバック技法 / 地域基盤型教育 / 質的研究 / 市民参加 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は医学教育における市民参画推進方略の開発である。市民参画の主要形態である模擬患者(SP)に新たなプログラムを提供し、患者という視点を超えて、一市民として医学教育に参画して頂く方略を開発した。 SPらに対するインタビュー調査、全国の医学部対象のアンケート調査の結果を踏まえた受講プログラムの提供、教育実践の場の提供、テキストの作成、SP自身による研究活動を行い、これらの研究成果報告書を作成し全国のSP養成者に送付し共有化を図った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療人と対をなす形で一市民が患者として教育に携わることが必要だが、現実的な方略としては市民は模擬患者(SP)を経てより包括的に医学教育に参画するシステムを構築することが肝要である。本研究では全国医学部の現状と意向調査、我々の大学に所属する約60名の模擬患者の意向調査などを踏まえ、これを可能とするシステムを構築した。欧米でもまだ一定の道筋が定まらない医学教育上のPatient and Public Involvement の具体的な方略を、次世代SP養成プログラムという形で開発し情報公開出来たことでわが国の今後の医学教育の推進に寄与できたと考える。
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