研究課題
基盤研究(C)
動脈硬化性疾患や心血管イベント発生の「主犯」は炎症であると考えられている。これまで申請者らはインスリン抵抗性、2型糖尿病と動脈硬化の関連からこれらの病態で上昇する遊離脂肪酸に注目し、遊離脂肪酸負荷がヒトで内皮機能障害を惹起すること、この内皮機能障害は白血球活性化を伴い、その抑制は内皮機能障害を改善することを示した。ここから炎症のもっとも上流である白血球活性化の適切な抑制が心血管イベント抑制に貢献すると考え、遊離脂肪酸負荷による白血球活性化、レニン-アンジオテンシン活性化と抗炎症薬コルヒチンの抑制について複数の臨床薬理学的研究を行った。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
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