研究課題
基盤研究(C)
免疫複合体よりLC(液体クロマトグラフィー)を用いずに抗原(ペプチド・たんぱく質)を分離し測定する質量分析前処理法を検討した。具体的には変性処理、限外ろ過を行い抗原を分離した。 比較的夾雑物に強いMALDI-MS(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法による質量分析)を用いても理想的条件を外れると検出データには十分な再現性を得る事が困難であった。さらにより広く腫瘍分泌物、肝疾患マーカー、ビタミンD代謝物等につき質量分析研究を行い査読論文を発表した。血液培養検体の細菌同定検査におけるMALDI-MSでは特殊なポリマーを用いる事でLCによらない前処理法によって臨床検査レベルの良好な成績を得た。
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すべて 雑誌論文 (18件) (うち国際共著 2件、 査読あり 16件、 オープンアクセス 14件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 4件、 招待講演 2件)
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