研究課題/領域番号 |
15K08617
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
杉浦 哲朗 高知大学, 医学部附属病院, 特任教授 (50171145)
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研究分担者 |
松村 敬久 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (10274391)
森本 徳仁 高知大学, 医学部附属病院, 臨床検査技師 (60398055)
高田 淳 高知大学, 教育研究部医療学系医学教育部門, 教授 (90206748)
竹内 啓晃 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (90346560)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 急性冠症候群 / ヘリコバクター・ピロリ / 血小板結合・活性化 / 血小板凝集機序 / ピロリ菌体成分 / ストレス応答 / マクロファージ / ピロリ菌膜成分 |
研究成果の概要 |
ピロリ菌の血小板活性化成分lppを中心にピロリ感染と急性冠症候群との関連性を解析した。lpp-His融合蛋白および抗lpp抗体を作製した。急性冠症候群(ACS)の患者血清を抗lpp抗体で解析した結果、2名のピロリ菌感染者に検出され、本成分の血中移行を証明した。本菌体成分の血小板結合・凝集能はlpp-His融合蛋白発現大腸菌と健常人の血小板を使用して確証に至った。 さらに、1.5%塩添加培養条件での解析の結果、破壊株は野生株よりも高いviabilityを維持し、本菌体成分はピロリ菌の浸透圧ストレス(osmorality shock)に重要な役割を担っていることが判明した。
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