研究課題/領域番号 |
15K08705
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医学物理学・放射線技術学
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
林 直樹 藤田保健衛生大学, 保健学研究科, 准教授 (00549884)
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研究協力者 |
安井 啓祐 名古屋陽子線治療センター, 医学物理士
上島 佑介 藤田保健衛生大学, 大学院
中神 史恵 藤田保健衛生大学, 大学院
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 陽子線治療 / 呼吸性移動 / スポットスキャニング / シミュレーション / 独立検証 / 体表面監視 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、呼吸性移動を伴う疾患に対して呼吸同期型スキャニング式陽子線治療を実施するための技術を開発し、その物理的検証を行うことである。本研究期間では、モンテカルロ法による陽子線ビームのシミュレーション、患者の体表面動きによって呼吸性移動を観測できるシステムの開発、および独立検証システムの開発を行った。モンテカルロシミュレーションにより、呼吸同期型陽子線治療における装置内散乱を予測した。患者体表面の監視による呼吸波形の検出と解析によって、最適な呼吸同期信号受信領域の導出と呼吸管理が実現できた。また、自作独立検証システムの開発により、呼吸性移動を考慮した線量分布の予測と線量検証を実現した。
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