研究課題/領域番号 |
15K08710
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小出 大介 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任教授 (50313143)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 疫学 / 糖尿病 / 急性膵炎 / 合併症 / データベース / リスク |
研究成果の概要 |
本研究は、年々増加する糖尿病患者において、DPP4阻害薬など主な薬剤において急性膵炎のリスクがあり、添付文書が改訂されている現状において、そもそも日本人の2型糖尿病患者の背景情報としてどれほど急性膵炎になるリスクがあるか十分な情報がないことから研究した。解析するデータとしては国(厚生労働省保険局)が管理するナショナルレセプトデータベース(NDB)など大規模データベースから、糖尿病患者を病名や使用薬剤等から抽出してきて、急性膵炎の合併症がどれくらい発症しやすいかを評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2型糖尿病は代表的な生活習慣病であり、近年患者数もかなり増えてきており、その中で次々と新薬も開発されてきているが、それら新規の薬剤について急性膵炎のリスクが疑われて添付文書も改訂されている。しかし元々これら2型糖尿病については、病態的に膵臓がダメージを受けることから急性膵炎が起こりやすいのではないかということが懸念されており、しかし十分なデータがなかったことから、それらの情報を与える意味で本研究には意義があるものと考えられる。
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