研究課題/領域番号 |
15K08753
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
遠藤 和男 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (60176790)
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研究分担者 |
土屋 康雄 新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (60334679)
浅井 孝夫 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 講師 (60612736)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 胆嚢がん / 特異蛋白 / 質量分析 / インド / SRM / 血清試料 / 胆嚢がん多発国 / ELISA / サンドイッチ法 |
研究成果の概要 |
先の研究で検出・同定された蛋白質が胆嚢がん早期発見のためのバイオマーカーとして使用可能かどうか検証するため、胆嚢がん患者血清からELISA法による検出系の確立を試みた。抗体価の検討ではTUBAL3、SFN、STMN1の3種類の蛋白質が有効であることが判明した。しかしながらELISA法では、何れも50~300 ng/ml濃度の蛋白質は検出できたが、検出限界は50 ng/ml程度であり、当初目的としたpg/mlオーダーでの蛋白質検出には至らなかった。今後はより高精度な定量を行うことができるSRM法による検出系の確立が求められる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、胆嚢がん早期発見に使用できるバイオマーカーとして、TUBAL3、SFN、STMN1の3種類の蛋白質がより有力な候補として示された。ただし、これらの蛋白質が血清中に存在するとしても極めて微量であるため、実用的な検出のためにはpg/mlオーダーでの蛋白質検出が求められる。そのためにはより高精度な定量を行うことができるSRM法による検出系の確立が新たな課題として浮かび上がった。
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