研究課題/領域番号 |
15K08793
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 神戸市環境保健研究所 |
研究代表者 |
岩本 朋忠 神戸市環境保健研究所, 感染症部, 部長 (70416402)
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連携研究者 |
丸山 史人 京都大学, 医学研究科, 准教授 (30423122)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 非結核性抗酸菌 / M. avium complex (MAC) / population genomics / 比較ゲノム / ゲノム進化 / genome / 抗酸菌 / Mycobacterium avium / コアゲノムSNP / 集団ゲノミクス / コアゲノム系統樹 |
研究成果の概要 |
増加し続けている肺非結核性抗酸菌症の原因菌の一つM. avium subsp. hominissuis (MAH) のゲノムを集団規模で比較解析し、MAHには少なくとも5つの遺伝系統群が存在し、その分布には地域性が認められること、結核菌とは対照的に異種から遺伝子を積極的に獲得していること、さらに、MAHは進化の過程で異系統間での染色体の組み換えを頻繁に行っていることを明らかにした。また、東アジアに分布する2系統(東アジア系統1、東アジア系統2)に特異的な遺伝子領域として、トレハロースの合成に関わる複数の遺伝子を特定した。
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