研究課題/領域番号 |
15K08820
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
湯浅 資之 順天堂大学, 国際教養学部, 教授 (30463748)
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研究分担者 |
横川 博英 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (00328428)
北島 勉 杏林大学, 総合政策学部, 教授 (10234254)
白山 芳久 順天堂大学, 国際教養学部, 助教 (30451769)
奥野 浩 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (90194505)
益田 岳 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 連携助教 (00455916)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生活習慣病 / 非感染性疾患 / 罹患率 / 2型糖尿病 / Markovモデル / ミャンマー / 糖尿病 / 有病率 / マルコフモデル / 高血圧 / 疾病負荷 |
研究成果の概要 |
本研究はミャンマーにおける1914年の2型糖尿病患者有病率が10.5%(男性11.5%、女性9.2%)、耐糖能異常が19.7%(男性16.5%、女性23.0%)であることを明らかにした。これはスリランカ(8.8%)やタイ(6.7%)と比べても際立って高い。特にヤンゴン首都圏は18.2%と著しく高かった。 また、医療経済評価のMarkovモデルを用いた糖尿病負荷を予測したところ、65歳で約半数が患者となり、医療費は13,000USDであった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はミャンマーで2型糖尿病と耐糖能異常の全国規模の有病率を明らかにした最初の研究である。他のアジア諸国に比べて極めて高かったことから、この結果は既にミャンマー保健スポーツ省非感染性疾患部関係者と共有の機会を持ち、今後の糖尿病予防対策の方策について検討を開始した。同国内でも首都ネピドーとヤンゴン首都圏の有病率の格差は4倍も異なることが判明しており、その理由の解明が今後の課題となった。
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