研究課題/領域番号 |
15K08828
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
藤枝 恵 久留米大学, 医学部, 助教 (80420735)
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研究分担者 |
内村 直尚 久留米大学, 医学部, 教授 (10248411)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 睡眠障害 / 自殺対策 / 希死念慮 / 臨床疫学 / プライマリ・ケア / うつ病 / うつ状態 / 気分障害 / プライマリケア / 中年 / プライマリーケア / 疫学 |
研究成果の概要 |
内科診療所の初診、または6か月以上受診していない、35歳以上65歳未満の患者を研究対象とした。診察前に自記式調査票を使用して、性別、年齢、体重、生活習慣、基礎疾患、睡眠状況等についての情報を収集した。登録時と半年後にうつ状態および希死念慮についての評価を行った。多変量解析の手法により、多要因の影響を補正し解析したところ、睡眠障害を有する者では、希死念慮を伴ううつ状態の発症リスクが上昇することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
内科診療所における診察で、睡眠障害が認められれば、睡眠状況の観察と定期的なうつ状態の評価により、希死念慮を伴ううつ状態の発症を予防できる可能性がある。睡眠障害はうつ病に比べ、自覚しやすく、患者自ら治療を求めることも多い。そのため、睡眠と希死念慮を伴ううつ状態との関連を示した本研究の社会的意義は大きい。
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