研究課題/領域番号 |
15K08870
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
一杉 正仁 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90328352)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 交通事故 / シートベルト / 自動車後席 / 妊婦 / 安全 / 傷害 / バイオメカニクス / 交通外傷 / 高齢者 |
研究成果の概要 |
後部座席に乗車した妊婦に対する加害性を検討するために、小柄な妊婦体型の自動車衝突試験用ダミーを用いたスレッド試験を行った。ダミーをシートに着座させると、シートベルトが頸部に接触する現象が確認できた。その後、衝突速度29km/h及び48km/hの前面バリア衝突条件で試験を行った。衝突時に、シートベルトによる直接の圧迫で頸部に12.8Hpa以上の圧がかかること、頭部が左に変位し、胸部が右前に変位するという複雑な挙動が生じることがわかった。低身長でかつ腹部が突出する妊婦独特の体型の人が普通乗用車の後部座席に乗車し、肩ベルトが頸部に接触した状態は危険であるので、これを回避する対策を提案した。
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