研究課題/領域番号 |
15K08872
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
西村 明儒 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 教授 (60283561)
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研究分担者 |
石上 安希子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 講師 (60359916)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | レクチン反応陽性球状沈着物 / 海馬 / 歯状回 / アルツハイマー / 認知症 / 脳損傷 / PTSD / 統合失調症 / 法医神経病理学 / レクチン / アポトーシス / TAAR1 / Alzheimer / Dementia / DDC / ssDNA / D-neuron / 老人斑 / tangles / schizophrenia / dementia |
研究成果の概要 |
海馬歯状回分子層に球状沈着物を多く検出した法医剖検例で、ドパミン関連分子、レクチン、一本鎖DNAを組み合わせ蛍光二重染色で検討した。レクチンの染色性は、死後8日と7日で大きく変化した。レクチンを用いた診断法は、死後7日を目処に適用の可否を検討する必要があると考えられた。Braak Stageは、Ⅳ以上になると必ず何らかの臨床症状を示すが、stageⅢの場合、無症状から重症までの可能性があり、しかも症例数が多く、別の指標が待たれていた。StageⅢの中でもTAAR1染色性が低い例は、生前に認知症状を呈していた可能性が高く、TAAR1染色性は、死後の脳機能評価法として有用であると考えられた。
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