研究課題/領域番号 |
15K08878
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
林 敬人 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (40512497)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 入浴死 / 法医学的死因診断 / 鑑別診断 / アクアポリン / 熱ショック蛋白 / 予防医学 / 社会問題 / 熱ショックタンパク質 / 法医学的鑑別診断法 / 死因診断 / 鑑別診断法 / 入浴死モデル |
研究成果の概要 |
社会問題となっている入浴死の病態解明を目指して,温水溺死モデル及び剖検例の臓器を試料とした検討を行った。動物実験では,35及び38℃の温水溺死群では肺の水チャネルaquaporin(AQP)5 mRNA発現が低下し,38及び41℃の温水溺死群では熱ショック蛋白heat shock protein(HSP)70-5をコードするHSPa5 mRNA発現が上昇していた。実際の剖検例でも入浴中溺死例では肺のAQP5の発現が低下し,HSP70発現が上昇することを免疫組織学的に明らかにした。以上の結果から,AQP5及びHSP70発現の変動は,入浴中溺死の法医学的診断の有用な指標となる可能性が示唆された。
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