研究課題/領域番号 |
15K08887
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 (2016-2017) 東京女子医科大学 (2015) |
研究代表者 |
呂 彩子 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (50296555)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 脳血管 / クモ膜下出血 / 脳動脈瘤 / 平滑筋細胞 / 法医病理学 / 脳動脈 / 中膜平滑筋 / 血管中膜平滑筋 / 突然死 / 法医病理 / 血管リモデリング |
研究成果の概要 |
脳血管破裂による突然死の法医鑑定に有用な組織形態学的特徴につき、血管中膜平滑筋細胞の形質転換に着目して検討した。椎骨動脈解離例では検索した全例に原因病変としての分節性動脈中膜壊死を認めた。解離部位には反応性の間葉系細胞が認められ、外傷性椎骨動脈破裂例との鑑別に有用な所見と考えられた。嚢状動脈瘤例では中膜平滑筋細胞の性状と分布によって動脈瘤の成長経過の推察が可能であり、臨床経過が不明なことが多い法医解剖例において、事例毎に経過が異なる動脈瘤症例の生前の病態把握に有用である。
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