研究課題/領域番号 |
15K08914
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
鷹見 洋一 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90621756)
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研究分担者 |
樂木 宏実 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (20252679)
中神 啓徳 大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (20325369)
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研究協力者 |
山本 浩一 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (00528424)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | CYLD / 脱ユビキチン化酵素 / 動脈硬化 / 老化 / マクロファージ / 血管内皮 / 炎症 / 血管平滑筋 / 石灰化 / インフラマソーム |
研究成果の概要 |
血管内皮細胞(EC)及びマクロファージ(Mφ)は動脈硬化形成初期において重要な役割を担う。CYLDは炎症性刺激によりのこれらで発現上昇を認めた。ECでCYLDをノックダウンすると、炎症性分子及び接着分子の発現が増加し、単球の接着増加を認めた。また、MφでCYLDをノックダウンすると炎症性分子の発現上昇とともに泡沫化が促進し、スカベンジャーレセプター、脂質シャペロン分子、脂質合成分子が増加し、脂質排出に関わる分子が減少していた。更に、継代を繰り返し、細胞老化を誘導したECや高齢マウスのMφではCYLDの発現が低下していることが分かった。CYLDは加齢性動脈硬化発症の予防や治療標的分子になり得る。
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