研究課題/領域番号 |
15K08920
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
高倉 修 九州大学, 大学病院, 助教 (40532859)
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研究分担者 |
河合 啓介 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 心療内科医長 (80325521)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 神経性やせ症 / CBT-E / 入院治療 / マイクロRNA / 認知行動療法 / 行動制限を用いた認知行動療法 / 栄養 / miRNA / セッショk障害 / 摂食障害 / CBT-e |
研究成果の概要 |
本研究では我が国における神経性やせ症に対する標準的入院治療を確立することを主な目標とした。研究開始前より行なっていたCBT-E(enhanced cognitive behavioral therapy)開発者による症例指導を継続し、3名が終了した。また、従来治療との比較を行うためにCBT-Eの技法を取り入れた入院治療の新たに開発した。これまで21例に施行し、1例は現在も入院治療中である。15例は退院後も体重の低下はなく、従来治療と遜色ない比較的良好な経過が得られた。入院期間は従来も短縮する傾向で、医療経済的効果も期待される。バイオマーカーとしてのマイクロRNAについても研究継続中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ANは身体的にも重症である事からも、心身医学分野において心身両面で有効な標準的治療法の開発は早急に取り組むべき課題であると考えられる。 本研究によりANに対して有効性を示す治療法が我が国ににおいて確立され、摂食障害治療拠点整備においても重要な役割を示す事が考えられる。
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