研究課題/領域番号 |
15K08928
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 人間総合科学大学 |
研究代表者 |
鍵谷 方子 人間総合科学大学, 人間科学部, 教授(移行) (50291133)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ストレス / 性ホルモン / 交感神経 / 統合中枢 / 副腎皮質 |
研究成果の概要 |
ストレスによる性ホルモン分泌異常の神経性機序を解明する目的で,交感神経活動亢進が性ホルモン分泌に及ぼす影響を検討してきた.本研究では,ストレス時の性ホルモン分泌低下反応に,統合中枢として重要視されている視床下部が必須であるかを検討した. 麻酔下の中枢神経無傷ラットへの身体的ストレス刺激は,卵巣交感神経活動を増加させ,卵巣エストラジオールの分泌速度を減少させた.これらの反応は除脳ラット(視床下部以上の高位中枢を除去)でも観察されたが,脊髄ラット(脳幹以上の高位中枢を除去)では消失した.身体的ストレスによる性ホルモン分泌低下反応の主な中枢は,視床下部ではなく脳幹に存在することが明らかになった.
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