研究課題/領域番号 |
15K08929
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
遠藤 真理 北里大学, 東洋医学総合研究所, 研究員 (60296829)
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連携研究者 |
及川 哲郎 北里大学, 東洋医学総合研究所, 副所長、臨床准教授 (10370165)
堀 正敏 東京大学, 大学院農学生命科学研究科獣医薬理学教室, 教授 (70211547)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 漢方薬 / 抗炎症作用 / 消化器疾患 / マクロファージ浸潤抑制 / 好中球浸潤抑制 / 大建中湯 / 六君子湯 / POI / 13C酪酸呼気試験 / POI |
研究成果の概要 |
大建中湯は消化管運動遅延改善作用を目的として術後腸管麻痺(POI)を始めとする消化管疾患に用いられてきた。これまでに、POIモデルマウスを用いて、大建中湯が消化管の運動改善作用だけでなく、マクロファージ浸潤と好中球浸潤の抑制を介して抗炎症作用が発揮することを明らかとし、この作用は大建中湯の構成生薬の乾姜に由来することを発見した。本研究では、乾姜の抗炎症作用機序を解明し、乾姜を増量した大建中湯を用いて検討し、既存の乾姜の割合が抗炎症作用に対しては最適であることを示唆した。また、大建中湯に他の生薬や他の処方を加えて煎じた処方を投与し、大建中湯よりも抗炎症作用を増強する新たな処方を明らかとした。
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