研究課題/領域番号 |
15K08930
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
清原 寛章 北里大学, 感染制御科学府, 教授 (70161601)
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研究分担者 |
永井 隆之 北里大学, 感染制御科学府, 准教授 (00172487)
丸山 弘子 北里大学, 医療衛生学部, 准教授 (50129269)
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連携研究者 |
及川 哲郎 北里大学, 東洋医学総合研究所, 副所長 (10370165)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 八味丸 / 糖尿病 / 肺粘膜免疫系 / 自己免疫型I型糖尿病モデル / angiotensin受容体 / AT1a |
研究成果の概要 |
糖尿病では呼吸器感染症の難治・重篤化が臨床で問題になっている。Streptozotocin誘発I型糖尿病モデルマウスの肺組織ではE/P-selectinの発現低下が起こり、肺組織へのT/Bリンパ球のリクルートが著明に抑制されている可能性が示され、八味丸はP-selectinの発現低下の改善を惹起し、加えて補体第一成分の遺伝子発現も増強した。一方、肺組織でのAngiotensinⅡ受容体(AT1a)のmRNA発現が八味丸の投与により著明に増強されたが、本糖尿病モデルマウスの肺へのウイルスRNA(PolyI:C)の接種により惹起される肺炎を八味丸の投与が強く抑制できることが示唆された。
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