研究課題/領域番号 |
15K08978
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
倉原 琳 (海琳) 福岡大学, 医学部, 講師 (00341438)
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研究協力者 |
平石 敬三
胡 耀鵬
古賀 佳織
鬼塚 美樹
土居 麻友美
青柳 邦彦
竹田津 英稔
小島 大望
藤原 祥高
菅 昱雯
井上 隆司
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | クローン病 / 線維化狭窄 / 筋線維芽細胞 / TRPA1チャネル / ステロイド / ピルフェニドン / myofibroblast / TRPA1 / inflammation / fibrosis / Crohn's disease / stenosis / 消化管線維化狭窄 / 線維芽細胞 / カルシウム / コラーゲン |
研究成果の概要 |
我々は様々な物理化学刺激によって活性化されるTRPA1チャネルは消化管線維化狭窄に深く関与することを見出した。TRPA1チャネルは消化管筋線維芽細胞に多く発現しており、線維化狭窄部位でHSP47と共在して増生する。培養細胞やTNBS炎症性腸疾患モデルマウスを用いた実験から、TRPA1を活性化するステロイド・ピルフェニドン・大建中湯の成分(hydroxy α-sanshool や 6-shogaol)は、 線維化促進因子の活性化を抑制して抗線維化作用を示した。このようにTRPA1は消化管炎症に加え、線維化に対して保護的に働くため、難治性の消化管炎症/リモデリングの新規治療標的となる可能性がある。
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