研究課題/領域番号 |
15K08996
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
石上 雅敏 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (90378042)
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研究分担者 |
後藤 秀実 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (10215501)
山本 朗仁 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 教授 (50244083)
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研究協力者 |
伊藤 隆徳 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 急性肝不全 / 歯髄由来幹細胞 / MCP-1 / sSiglec-9 / マクロファージ / 炎症 / 肝再生 / 炎症抑制 |
研究成果の概要 |
急性肝不全はその治癒には自力での肝再生が必要であるが、現在まだ臨床で使用可能な肝再生を誘導する薬剤が存在しない。 そこで我々は、乳歯歯髄由来幹細胞の培養上清(SHED-CM)の効果を急性肝不全モデルラットにおいて検討、他の幹細胞と比較して高い効果を示した。また、歯髄幹細胞培養上清内に多く含まれる液性因子として、単球-マクロファージの遊走因子であるMCP-1とマクロファージを炎症惹起型から炎症抑制型への変換を行う因子である分泌型Siglec-9を見出し、この2つの液性因子のみでも炎症抑制、肝再生促進効果があることを見出した。 これらの2因子は新たな急性肝不全治療薬として期待できるものと考える。
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