研究課題/領域番号 |
15K09023
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
池嶋 健一 順天堂大学, 医学部, 教授 (20317382)
|
研究分担者 |
山科 俊平 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30338412)
今 一義 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30398672)
|
連携研究者 |
竹田 和由 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80272821)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 非アルコール性脂肪肝炎(NASH) / 自然免疫 / NKT細胞 / 腸内マイクロバイオーム / アミノ酸 / 免疫栄養 / 耐糖能異常 / 非アルコール性脂肪肝炎(NASH) / 糖代謝 / インスリン / 腸内細菌叢 / RIG-I / メタボリックシンドローム |
研究成果の概要 |
本研究では代謝性脂肪肝炎(MetSH)における免疫代謝連関を解析し、アミノ酸グリシンによる免疫代謝病態への実験治療的アプローチを試みた。MetSHモデルであるKK-Ayマウスの耐糖能異常がグリシンで改善し、腸内マイクロバイオームの変化を伴うことが判明した。また、脂肪肝炎から肝腫瘍形成がみられる肝細胞特異的Pten-KOマウスでも、肝病変の進行に伴い肝内NK細胞やNKT細胞の枯渇やmyeloid suppressor細胞の増加が観察された。Pten-KOマウスの脂肪肝炎および肝腫瘍形成もグリシンにより抑制されることが示され、免疫栄養アプローチの有用性が示唆された。
|