研究課題
基盤研究(C)
肝硬変は組織に過剰な線維が蓄積することにより生じる病態であり、線維化が生じると様々な生命維持に必須の機能が低下し機能不全状態に至る。肝臓の場合、肝不全となり肝臓機能の重要な働きであるタンパク質の合成や有害物質の解毒作用が低下する。現在線維化により肝不全を生じた肝臓を改善させる治療薬は実用化されていない。この様な状況をふまえ、肝線維化を改善させる治療薬の開発が急務となっている。今回我々はWntシグナルに着目しWnt阻害剤であるPRI-724を用いて、マウス肝線維化モデルにPRI-724を投与することにより抗線維化治療効果を有することを実証した。
すべて 2018 2017 2015
すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 2件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 5件)
HEPATOLOGY COMMUNICATIONS
巻: 2 号: 4 ページ: 407-420
10.1002/hep4.1158
EBioMedicine
巻: 23 ページ: 79-87
10.1016/j.ebiom.2017.08.016
J Virol
巻: Oct 14;90(1) 号: 1 ページ: 300-7
10.1128/jvi.02293-15
巻: 2 号: 11 ページ: 1751-8
10.1016/j.ebiom.2015.10.010
巻: Apr 13;2(6) 号: 6 ページ: 604-12
10.1016/j.ebiom.2015.04.007