研究課題/領域番号 |
15K09072
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
西垣 和彦 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (60198447)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 造影剤腎症 / ニコランジル / シスタチンC / 経皮的冠動脈インターベンション / 循環器内科学 / 臨床心臓学 / 造影剤腎症モデル / 慢性腎臓病 / 冠動脈疾患 / 糖尿病性腎症 |
研究成果の概要 |
造影剤腎症は、腎機能低下症例に対する経皮的冠動脈インターベンションなどでのヨード造影剤使用で予後を悪化させる。しかし、これまでCINの発生機序は不明で予防方法も周術期の経静脈的な過剰輸液のみ、有効な薬剤は見出せていない。NOドナーとK-ATPチャネル・オープナーであるニコランジルにCIN予防効果があるか、PCI施行患者でシスタチンCが高値の患者に、生理食塩水を投与した生食群とそれに二コランジルを配合した二コランジル群の2群で前向きの無作為比較試験を行った。その結果、ニコランジルを経静脈的に持続投与することにより腎機能低下症例に対するPCIで惹起されるCINは強く抑制することが明らかになった。
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