研究課題/領域番号 |
15K09095
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
宮崎 翔平 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (30748132)
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研究分担者 |
板谷 慶一 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (70458777)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 血流解析 / 4D Flow MRI / 数値流体解析 / Vector Flow Mapping / Energy Loss / 血流 / 数値流体力学 / VFM / 画像処理 / CFD / ワークステーション |
研究成果の概要 |
産学連携で種々の血流解析モダリティを開発、改良し、広く利用できるようなパッケージとして整備を行った。4D Flow MRIおよび超音波VFMをスタンドアローンで簡便に動作するソフトウェアとして開発を行い、複数施設での運用実績を得た。また、CFDはインターネット経由でCTデータを受け渡し解析を行いレポートとして返却するクラウド解析システムを開発した。また実測、シミュレーションを駆使したvalidation実験を行い、各モダリティにおいて誤差を低減する手法、より幅広い疾患に応用するためのプロセスを開発し、4D Flow MRI, CFDで計測が可能な範囲を広げることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新しい血流解析で得られる膨大な血流速度場の情報とそこから計算される様々な指標は先天性心疾患、冠動脈疾患、弁膜疾患、大動脈疾患など様々な疾患においてその疾患の正確な病態を診断し、その予後を予測する重要な情報を提供する。一方、血流解析を行うためには流体力学的な知識に加え、数値解析技術、IT技術が必要とされ、利用の敷居が高い。本研究では臨床の現場において血流解析利用の促進を行うための土台づくりとして、解析ソフトウェアの開発を計画し、その中でも特に臨床応用への期待が大きいMRIに基づく血流解析ソフトウェアの開発、コンピューターシミュレーションの手法の開発を行った。
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