研究課題/領域番号 |
15K09110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
清水 秀二 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 研究員 (80443498)
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連携研究者 |
川田 徹 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (30243752)
秋山 剛 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 客員研究員 (70202554)
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研究協力者 |
福満 雅史
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 心不全 / α2アドレナリン受容体作動薬 / デクスメデトミジン / 心臓交感神経 / 心臓迷走神経 / α2アドレナリン受容体作動薬 |
研究成果の概要 |
α2アドレナリン受容体作動薬の心臓迷走神経亢進作用を心不全治療に応用するために動物実験を行った。ドキソルビシン誘発性心筋症モデルマウスに、デクスメデトミジンまたはグアンファシンを経口投与し、生存率を観測したが、生存率の有意な改善は認められなかった。その原因を探るため、ラットを用いた急性実験を行った結果、α2アドレナリン受容体作動薬は中枢性には交感神経活動を抑制するものの、末梢では血管抵抗を上昇させることが判明した。そのため、α2アドレナリン受容体作動薬による心不全治療効果は、心臓迷走神経亢進作用に加え、交感神経抑制作用と後負荷増大作用のバランスに依存するものと考えられた。
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