研究課題
基盤研究(C)
マウス横行大動脈狭窄(TAC)モデルにて、代償期圧負荷心における細胞内Ca 2+ハンドリング異常を明らかにし、このモデルに対するダントロレンの効果について検討した。心エコーでは、TAC2週間で、左室肥大を認めたが、左室収縮能は正常であった。この代償期圧負荷肥大心の心筋細胞では、リアノジン受容体(RyR2)からCa 2+漏出が認められており、左室弛緩障害が認められた。しかしながら、ダントロレンの慢性投与により、RyR2からのCa 2+漏出は抑制され、左室肥大の抑制と弛緩障害の改善が認められた。これらの結果から、ダントロレンの慢性投与は、代償期圧負荷肥大心の新たな治療戦略になることが示唆された。
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