研究課題/領域番号 |
15K09159
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
平野 真弓 九州大学, 医学研究院, 助教 (80336031)
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研究分担者 |
平野 勝也 香川大学, 医学部, 教授 (80291516)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | プロテイナーゼ活性化型受容体(PAR1) / 血管内皮細胞 / 血管透過性 / 内皮バリアー障害 / ミオシン軽鎖リン酸化 / アクチン / 血管平滑筋細胞 / 肺高血圧症 / 内皮細胞 / トロンビン受容体 / バリアー機能障害 / アクチンストレスファイバー / Rhoキナーゼ / プロテイナーゼ活性化型受容体1 / 血管バリアー機能障害 / トロンビン / 脱感作障害 / 凝固因子XI / 血管病 |
研究成果の概要 |
プロテイナーゼ活性化型受容体1(PAR1)を介する血管機能障害の分子機構について以下の点を明らかにした。 1.内皮細胞のトロンビンによるバリアー障害において、細胞辺縁部のミオシン軽鎖2リン酸化とアクチン繊維束形成が初期事象として重要な役割を果たす。2.Rho-Rho キナーゼ経路が、細胞辺縁部におけるミオシン軽鎖2リン酸化とアクチン繊維束形成に関与する。3.血管平滑筋細胞において凝固因子XIaは、PAR1とL型カルシウムチャネルを介し細胞内カルシウム濃度を上昇させる。4.モノクロタリンを用いた肺高血圧モデルラットにおいて、肺動脈でのPAR1の発現増加が病態形成に重要な役割を果たす。
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