研究課題
基盤研究(C)
アンジオポエチン様因子2は、慢性炎症を基盤とする様々な病態に関連する。しかし、肺における役割は不明であるため、間質性肺炎における役割を検討した。Angptl2はⅠ型、Ⅱ型肺胞上皮細胞と肺胞マクロファージに発現しており、間質性肺炎の病変では発現が増強していた。さらに、Angptl2欠失マウスでは病態が増悪した。Angptl2は肺局所由来であった。以上の結果から、間質性肺炎では組織修復やホメオスタシスの維持に要する炎症反応、すなわち肺保護にAngptl2が寄与しているのではないかと考えた。
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