研究課題/領域番号 |
15K09199
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 |
研究代表者 |
丸山 淳子 鈴鹿医療科学大学, 医用工学部, 教授 (50263017)
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研究分担者 |
丸山 一男 三重大学, 医学系研究科, 教授 (20181828)
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研究協力者 |
張 尓泉
岡田 アムポン
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 肺静脈 / 血管病変 / 循環動態 / 摘出肺血管 / 血管平滑筋 / 血管内皮 / 摘出肺動脈 / 肺高血圧症 / 肺静脈病変 |
研究成果の概要 |
従来より肺高血圧 (PH) 研究で頻用されてきた低圧低酸素性 PHラットモデルおよびヒト肺動脈性肺高血圧 (PAH) 類似の血管閉塞性病変を呈するPAH ラットモデルの発症過程における循環動態の変化と、肺動脈、肺静脈の血管病変、血管機能変化との関連を検討した。どちらのモデルも肺動脈の血管病変および血管機能変化と病態の進行は関連があることが推測されたが、肺静脈の血管病変については有意な関連はみとめられなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺高血圧症(PH)の病因は多く、その病態も様々である。現在までPHの病態は肺動脈の血管病変と機能変化を中心に解析が行われたきた。しかし、症例によっては同じ病因でも治療に対する効果が一定でないことが問題となっている。このことから私たちは肺静脈病変が治療効果や予後に関わっている可能性があると考えた。しかし、肺静脈に特定した組織病変を評価することは困難であったため、私たちは肺静脈の同定方法を考案し試行することにより肺静脈の病変と病態の進行との関連を検討した。現時点で検体数が限られているため、今後も継続する必要があると考えている。
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